エアコンの室外機が倒れた時に自分でできる対処方法とチェックポイント

本来であれば、倒れたら業者を呼ぶのが先決です。しかしながら、災害時は、同じようにエアコンの室外機が倒れて困っている人がたくさんいるため、業者の予約が取れなかったり、取れても一か月、二か月先になってしまったり、ということで、そこまで我慢できない、という人も多いでしょう。

エアコン取付の仕事をしていたことがあるのでわかるのですが、こうした災害の場合、修理も殺到しますし、また修理部品の注文も殺到するため、修理部品の供給が追い付かず、対処できるのが半年先となるようなこともありました。

夏の台風でエアコンが倒れたという場合、エアコンを使わないと、熱中症という二次被害を引き起こしかねません。ここでは、壊れても構わないから、できるところまで自分で何とかして、一刻も早くエアコンを動かしたいという人向けに、やるべきことを説明します。

エアコンの室外機が倒れた時に自分でできる対処方法とチェックポイント

エアコンの室外機は意外と丈夫だけど水には弱い

エアコンの室外機は、夏は暑い場所で、冬は寒い場所という、非常に過酷な状況で動かさなければならないため、けっこう丈夫に作られています。そのため、倒れた程度であれば、意外と大丈夫な可能性は高いです。

しかしながら、防水設計ではないため、水に弱く、水が内部に入り込んだりすると、故障してしまうことがあります。たとえ水が浸水しても、正しい手順に沿って対処すれば、復活させることができることもありますので、下記の手順を踏むようにしてください。

保証や保険が適応されなくなってもいいという前に

業者なんか待ってられない、メーカーの対応を待たずに自分で何とかしたい、という人も多いでしょう。もし災害で損害を負った場合に適応される保険や保証があった場合でも、何かしら自分で手を加えたとわかると、保険や保証が適応されないこともあります。

それでもどうしても自分でできるところまでなんとかしたいというのであれば、まず、その倒れた室外機の写真を撮っておきましょう。

そうしておくことで、後日、保険申請をする際に、被害状況の資料として活用でき、また保険適応の判断材料にすることができるからです。

1、エアコンのコンセントを抜いて通電させない

エアコンの室外機が倒れたとわかったら、真っ先にエアコンのコンセントを抜いて、通電しないようにしてください。というのも、万が一電気コードが破損していると、感電の危険性があります。また、転倒が原因でエアコンの室外機の電子基板などに水が浸水しているのに、通電してしまうことで、ショートして基盤が焦げたり発火するといった、致命的なダメージを生じる恐れがあるからです。

エアコンの室外機が倒れた時に自分でできる対処方法とチェックポイント 1

2、内部に浸水した場合は乾くまで放置する

台風などで倒れたの場合は、必ず乾くまで放置しましょう。基盤まで浸水してしまった場合でも、乾かしたら通常通り動くこともありますが、乾いてないうちに動かしてしまうと、修理不能状態になってしまいますので、必ず乾かしましょう。

浸水していない場合、あるいは完全に乾いたら次の段階に進みます。

3、室外機のホースやつなぎ目に破損しているところはないかチェックする

室外機と室内のエアコンは、ホースによって結ばれています。このホースの中には、冷媒(フロン)が流れているのですが、ホースや継ぎ目の破損部分から、この冷媒が漏れていないかをチェックしましょう。この冷媒は非常に低温になるため、直接触ると一瞬で凍傷になってしまいますので、細心の注意が必要です。

たとえば、この冷媒が漏れている場合、次のような症状が現れます。

もし冷媒が漏れているのであれば、そのエアコンは修理するまで使えませんので、すぐに修理を手配します。

ちなみに、ドレインホースから水が漏れているとしてもこれは、故障とは無関係ですのでご安心ください。

エアコンの室外機が倒れた時に自分でできる対処方法とチェックポイント 4

特にホースや継ぎ目に破損がみられない場合は、次の段階に進みます。

4、室外機のカバーを開けて中の水分を拭きとる

ねじなどで留められている室外機のカバーを外して、室外機の中をチェックします。この時、チェックしたいのが、「基盤」と「ファンモーター」です。

エアコンの室外機はたいてい、上の方についています。もしここまで外したら、基盤をよくチェックして、丁寧に水分を取り除きましょう。

エアコンの室外機が倒れた時に自分でできる対処方法とチェックポイント 5

基盤まで開けることができたら、基盤に水分が付いていないか、ついていたら丁寧にふき取ります。ファンモーターはファンを回すモーターですが、これが変形していないかチェックします。

もちろん、変形していたら、修理はできないので、交換するしかありません。業者にすぐ連絡します。

特に異常を見つけることができなければ、素人ができるチェックはここまでです。

5、コンセントを差し込み、テスト運転して確認

上記のチェックが住んだら、コンセントを差し込んで運転してみます。室外機が通常通り動けばいいのですが、もし動かなかったときは、それ以上の自分での修理はあきらめ、直ぐに業者を手配し、業者が来るまで触らないようにしましょう。

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