接着剤の傑作であるG17とGクリヤーの違いとは?

G17といえば、コニシボンドの傑作ともいわれている接着剤で、その接着力の強さには定評があり、昔から多くの人に愛用されてきました。

しかしながら、接着剤が黄色のため、接着剤が接着面からはみ出てくると、とても見栄えが悪くなるので、せめて透明だったらなぁと思うことでしょう。

そこでG17の代用になるのではないか、といわれているのがGクリヤーです。でも、本当にG17の代わりになるのでしょうか。接着力が弱くなってしまうのではないか、と不安な人も多いことでしょう。

ここではG17とGクリヤーの違いを探りました。

接着剤の傑作であるG17とGクリヤーの違いは?

G17とGクリヤーの違いに関してのメーカーの見解

コニシ株式会社は、 G17とGクリヤーを製造販売しています。その成分の違いや用途の違いに関しての言及はありますが、両者の接着力の違いに関しては、発表していません。

というのも、接着剤は接着させる素材によって、その性能もまちまちで、なかなか接着力という単純な数値に置き換えることが難しいからでしょう。

両方の接着剤のパッケージなどに書かれていることなどを表にまとめると次の通りとなります。

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G17 Gクリヤー
用途 ゴム・金属・皮革・硬質プラスチック 皮革・布・合成ゴム・硬質プラスチック
主成分 ク​ロ​ロ​プ​レ​ン​ゴ​ム​系 スチレンブタジエンゴム系
特徴 多用途
速乾性
広範囲接着性
強力型
柔軟性は少しあり
多用途
速乾性
広範囲接着性
透明
柔軟性は結構ある

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両者の違いを表にまとめてみると、実用的な観点からは、大きな違いはないようです。となると、気になるのは、両者の接着の性質の違いでしょう。接着の性能の違いに関して、のポイントとなるのは、主成分である、クロロブレンゴムかスチレンブタジエンゴムです。つまり、G17とGクリヤーの違いとは、クロロブレンゴムかスチレンブタジエンゴムの違いとも言えます。

化学的面から見たG17とGクリヤーの違い

G17とGクリヤーの違いは、化学的な面から考えれば、両者の主成分であるクロロブレンゴムかスチレンブタジエンゴムの違いとも言えます。では、両者にどのような性質の違いがあるのでしょうか?

組成による分類から探ると、両方とも有機系溶剤の合成系のスラストマー系に属します。その性質として特質すべきは弾力性があるという点ですが、それ以外の細かい違いは次の通りです。

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クロロプレンゴム
(G17)
スチレンブタジエンゴム
(Gクリヤー)
可能なJISの
硬さ範囲
10~90 30~100
引張強さ
(kg/cm2
50~250 50~200
伸び(%) 100~1000 100~800
耐熱性 130 120
耐寒性 -35~-55 -30~-60

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こうして、数値で比べると、たしかに両者の違いを確認することはできますが、その数値も微小であって、大きな違いとは言えません。

GクリヤーはG17より接着力が劣るとは本当か?

ネットの口コミによれば、G17の方がGクリヤーよりも接着力が強力だと主張する人が散見されます。

しかし、その人たちは同一条件で比べたというわけではなく、あくまでも体感、感覚で述べているだけであって、何かしら説得力ある根拠が裏付けになっているというわけではありません。

黄色の接着剤と透明の接着剤という見た目から比べれば、黄色の接着剤の方が、なんとなく強力そうに見えるという、心理的な側面もあるかと思いますが、冷静に化学的な違いから見ても、その違いは微小であるため、実用上、顕著な接着力の違いとして感じることはほぼないのではないでしょうか。

G17とGクリヤーの金額の違い

G17は170mlで401円。Gクリヤーは同じ170mlで471円と、微妙にすこし高くなっています。

そして両者ともに百均で購入できるのですが、不思議なことに百均だと、G17、Gクリヤーともに20mlの分量で100円です。

つまり、百均で購入するのであれば、Gクリヤーを購入する方が、すこしだけ、お得!ということになります。これは、ちょっとした発見でしたw

ったのです。そして、このG17の唯一の欠点を克服したといわれるのがGクリヤーです!

つまりGクリヤーはG17の透明版だ!

いろんな素材のものをくっつけることができて、しかも強力であるということで、昔から多くの人に利用されてきたG17ボンド。この唯一の欠点が、黄色である、という点でした。

くっ付けた時に、これが接着面からぷにゅっと出てくると、どこか、きたならしく、美観を損ねています。

接着剤の傑作であるG17とGクリヤーの違い

この黄色ということで、G17を遠ざけてきた人もいるかもしれませんが、上記の比較からわかるように、G17を透明にしたものがGクリヤーだといっても過言ではないでしょう。しかも、もし百均で購入するのであれば、同量を同じ値段で購入できます。

つまり百均で買うのであれば、通常であれば少し高めの値段設定であるGクリヤーを購入する方が、お得ということになります。

黄色だからという理由でG17を使うのをためらってきた人は、Gクリヤーを購入することで、ハッピーになるでしょう。

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