食紅には害がある?安全に代用できるものには何がある?

食紅はいろいろなところで使われていますが、こんなに赤い色だと体に害があるのではないか?と考え始めると、ちょっと不安になりますよね。

害があるかと言われれば、あるともいえるし、ないとも言えます。そんな不安要素のない、食紅の代用品はあるのでしょうか。

食紅はいろんな食品に普通に使われている

食紅の安全性について疑問を持ち始めたのであれば、あなたはもっと衝撃的な事実を知ることになります。

というのも、食紅は実は昔から、ありとあらゆる食品で使われているのです。そして、あなたは知らないうちに、何度も何度も食紅が入った食品を食べているはずなのです。

真っ赤な色をした紅ショウガには、食紅が使われているであろうことは容易に想像できますが、紅白のお餅にも使われれています。かまぼこのピンクの部分も食紅ですし、駄菓子などにもよく使われています。マカロンなどの高級お菓子にも使われていまっす市、かき氷のイチゴのシロップ、カニカマと、ありとあらゆるところで使われています。

そんなにたくさんのものに食紅が使われていますが、なぜ大きく騒がれないのでしょう?

食紅には害がある?安全に代用できるものには何がある?

食紅には発がん性物質が含まれていることがある?

すでに多くの食品に使われている食紅ですが、さらに驚くべきことに、食紅の中には発がん性物質が含まれているものもあります。

北欧では禁止されているタール色素が日本では11種(食用)も使用されている。

食用タール色素 赤色2号・3号・102号・104号・105号・106号

あぶないコンビニ食/山田博士著

このタール色素というのは、人工合成された色素で、原料は石油を原料とするタール。タバコにも含まれていて、タバコを吸った後にフィルターにべっとりとくっつくのがタールですから、いかに体に悪そうであるか、想像つくかと思います。

食紅ってもろにヤバい!と思うかもしれません。

しかし、タールが人の体に害を及ぼす分量というのは200g以上摂取した場合です。しかし、本来染色目的で使用するのが食紅ですので、染色された状態で体内に摂取される量は、数値するのも難しいほど非常に微量です。

よって日本国民の健康を司る厚生労働省による食品添加物としての見解としても、その危険性をはっきりと明示していますが、害が起こることはないということで使用を認めています。

天然由来の食紅なら害はないのか?

少量なら害はないと言われても、それでも発がん性のあるような人工合成された食紅は使いたくないという健康志向の高い人もいるでしょう。人工合成された食紅が危険なのであれば、天然由来の食紅なら安全なのでしょうか?

天然由来の食紅には、花を使用したもの、菌を使用したもの、そして虫を使用したものがあります。

  • 花を使用した食紅 →ベニバナ色素
  • 菌を使用した食紅 →紅麹色素
  • 虫を使用した食紅 →コチニール色素

そして、ほとんどの場合、コストの面からコチニール色素を使用した食紅が使われています。その食紅の原料となっている虫はカイガラムシです。

食紅には害がある?安全に代用できるものには何がある? 1

http://www.panarmenian.net/rus/details/206475/

天然由来とはいえ、見るからにして気持ち悪い虫を潰したものが使われているというのは、ちょっと抵抗ある人もいるかもしれませんね。

しかしこれは、中世からヨーロッパなどを中心に食品をはじめ、繊維をそめたりといろいろなところで使われてきているので、安全性に関して、危険性を指摘されたことはありませんでした。
※アレルギー反応を起こす可能性があるということも指摘されたこともありますが、直接の因果関係はまだはっきりしていません。

天然由来とはいえ、虫が嫌だといのであれば、ベニバナを使用したベニバナ色素か菌を使用した紅麹色素といういのが、健康志向派の選択肢でしょう。

比較的安全性の高い、天然由来の食紅 →粉末食用色素 赤 2g / 色粉 食紅 製菓材料

食紅の代用になるものは?

食紅の代用となるもので安全性が高いものとして、期待されているのが紅芋ですが、コストの面や、色の染まり具合などから、実用化の道はかなり険しいといえます。

イチゴをこすったり、トマトを絞って赤い色を使うという方法もあるかもしれませんが、そうなると、染色しようとするものの色だけでなく味も変わってしまい、実用的とは言えません。

つまり、現実問題として、食品を染色するという目的では、食紅の代用となるものはありません。

まとめ

人工合成された食紅であっても、染色目的として使用する分量であれば、健康を害することは、99.9%安全ですし、より安心かもしれない、天然由来の食紅であっても、気持ちのわるい虫を潰して使っている食紅もあります。

であれば、ベニバナ色素や紅麹色素を使いたいと思うかもしれませんが、それがなかなか入手しづらく、また、発色も悪かったりします。

いくら健康被害はないとはいえ、発がん性物質が含まれている食紅は使いたくない、というのであれば、天然由来の食紅を使いましょう。

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